台湾の物価についての調査の一つとして、酸辛湯を現地で調べてみました。
台湾では酸辛湯(サンラータン)は「酸辣湯」と表記して、中国語ピンイン発音では【Suān là tāng】となり、カタカナ発音では(スァーンラーターン)に似た発音になります。
- 中国語表記: 酸辣湯
- 中国語発音: Suān là tāng
- カタカナ音: スァーンラーターン
※以下では、台湾現地で使われている酸辣湯に統一して表記しています。
台湾旅行や台湾での生活をしたことがない方や今まで酸辣湯を食したことがない方は、全く分からないかもしれませんね。
ココに注目
- 酸辣湯って、どんな食べ物なのかな?
- 台湾での酸辣湯の味は、どんな感じなのかな?
- 台湾での酸辣湯は、どこで食べられるのかな?
- 台湾での酸辣湯の値段は、いくらくらいなのかな?
台湾で酸辣湯を食したことがない方は、上記のような疑問を持っている方もいるかもしれませんね。
そこで、今回は台湾で酸辣湯の美味しさにはまって、毎週、酸辣湯を食べている私が酸辣湯の魅力と現地価格について詳しく解説します。
台湾の酸辣湯の紹介
台湾の酸辣湯とは?
酸辣湯とは、文字通り「酸」酸っぱい、「辣(辛)」辛(から)い、「湯」スープになります。
酸の原料としてお酢が使用され、辛味の原料として唐辛子や胡椒などの香辛料が使われています。
そして、スープの食感はお吸い物のようにアッサリとしているのではなく、少しだけトロミがあるように仕上げられています。
台湾で食した酸辣湯の主な具材は、下記の通りでした。
- 木耳(きくらげ)
- 椎茸(しいたけ)
- 筍(たけのこ)
- 人参(にんじん)
- 豆腐(とうふ)
- 卵(たまご)
酸辣湯の味は?
酸辣湯の味は、どんな感じなのかな?
実際に食べてみた個人的な感想を含めて、台湾の酸辣湯の味を紹介します。
酸辣湯の名前を見る限り、とっても酸っぱくて、とっても辛いスープのようにイメージしますね。
実際に食べてみると、食べた瞬間は意外と唐辛子のような辛味は感じないけど、喉を通った後に、コショウの辛味がジワジワ…
30秒後くらいに、額から汗が噴出してきて、その後、口の中がホット!ホット!となるような辛味です。
そして、その後、暫くすると口の中の辛味は自然と消えていく感じがしました。
それでは、酸辣湯の酸味は、どれくらいなのか?
実は、酸辣湯を口に入れた瞬間は、辛味よりも酸味を感じます。
食べた瞬間に吸い込むように慌てて食べると、強烈な酸味が喉の敏感なところを刺激して、咳き込むような感覚になるため注意。
以上のように、台湾の酸辣湯は、たぶん日本料理では見られない、強い酸味とそこそこの辛味がミックスされた、味わい深い味です。
酸辣湯を美味しいと感じるか、まずいと感じるかは、かなり個人差がありそうです。
比較的刺激的で強めの味に抵抗がない方は美味しいと感じる人のほうが多いと思います。
上記では、酸っぱい味と辛い味がとても強いと煽るような表現をしましたが、実際には、小学生くらいの子供でも、美味しそうに食べていますので、個人の味覚によりけりといったところでしょう。
台湾の酸辣湯の値段
台湾での酸辣湯の値段は、いくらくらいなのかな?
台湾では、さまざまな場所で酸辣湯が提供されています。
例えば、私が今まで酸辣湯を食したことがある場所は、下記のような店です。
- レストラン
- 外食チェーン店
- 小吃店
- 夜市の屋台
- 自宅で自作
上記のように、提供されるレストランや食堂などにより、値段も味も異なります。
実際に、酸辣湯をいろいろな店で食べてみると、酸味も辛味も味も、それぞれの店で違います。
そこで、以下では、私が頻繁に利用する、コスパが良く味も良い、外食チェーン店の例を挙げ、台湾の酸辣湯の値段を紹介します。
- 品名: 酸辣湯
- 時期: 2018年7月
- 場所: 台中 八方雲集
- 値段: 30元/杯
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