台湾での物価に関する調査の一つとして、小吃店の小菜類の値段を現地で調べてみました。
台湾には地元民の胃袋を支えている小吃店と呼ばれる軽食堂が至るところにあります。
小吃店の中でも、台湾式の軽食堂では、「小菜」と呼ばれる台湾式の惣菜を提供しています。
今回は、台湾の小吃店で提供される惣菜類のローカル価格を紹介します。
ココに注目
- 小吃店の小菜には、どのような食べ物があるのかな?
- 小吃店の小菜は、どのように注文すればよいのかな?
- 小吃店の小菜は、美味しいのかな?日本人の口に合うのかな?
- 小吃店の小菜の値段は、いくらくらいなのかな?
上記のような疑問を持っていることもいるのではないでしょうか?
そこで、台湾では小吃店で小菜を数え切れないくらい食べてきて、この上なく台湾式惣菜が大好きな私が小菜について詳しく解説します。
台湾の小吃店の小菜の種類
- 魯蛋: 煮卵
- 豆干: 干し豆腐
- 豆包: 湯葉
- 豆皮: 乾燥湯葉
- 麺腸: 中華式練物
- 海帯: 昆布
- 猪耳: 豚の耳(ミミンガー)
- 猪頭皮: 豚の頭(顔の部分)の皮
- 猪舌: 豚タン
台湾の小吃店で提供されている小菜類は上記のようなものが多いです。
上記以外でも豚の腸や、店によっては鶏肉系の惣菜もあったりします。
具材を軽く湯通しして、ぶつ切りに切って、薬味のネギを振りかけて、甘辛醤油ダレを掛けて提供されます。
台湾の「ザ・惣菜」というイメージを感じる食べ物です。
小吃店の小菜の注文の方法
小吃店は地元民が多く利用しますので、混んでいる時には、次から次へと人が来て、なかなか注文を伝えられない状況もあります。
そんな状況でも、中国語が出来なくても、大丈夫です。簡単に注文できます。
一般的には、小吃店では注文表とペンが店先に置かれています。
注文表に必要な数量を記入して、座席番号を記入して、店員に渡せばOKです。
現地の人は、直接、店員に注文を言って伝えますが、中国語が離せなくても、漢字が読めれば、注文表に記入することで、簡単にオーダーはできます。
お金の支払いは、注文表を渡した時に支払う店もあれば、料理を食べ終わった後に支払う店もあります。
店先でのお客さんと店員のやり取りなどを観察しながら柔軟に対応しましょう。
小吃店の小菜の味
小吃店の台湾式惣菜の味は美味しいのかな?
台湾の小吃店の惣菜の味は日本人の口に合うのかな?
上記の小吃店の小菜の味が美味しいかどうかは、人それぞれかもしれません。
というのも、台湾の惣菜には八角をはじめとした、日本人には馴染みのない風味の香辛料を使っているからです。
例えば、魯蛋と呼ばれる煮卵は100%八角が使用されて煮込まれていますので、日本では嗅いだことがないニオイがします。
このニオイが苦手な方は、台湾の小吃店の小菜は、全般的に美味しく楽しむことが出来ないでしょう。
ちなみに、私は台湾のローカルフードは、特に気にすることなく、美味しく食べられます。
(画像の手前の具が麺腸です。)
小吃店の小菜の値段はいくら?
台湾の小吃店の小菜の値段は、いくらくらいなのかな?
実際に、私が食べたことがある小吃店の小菜類の実例を挙げて、詳しく紹介します。
台湾の小吃店の小菜の一般的な価格
どこの小吃店でも、小菜類の価格は同じくらいに設定されており、下記の通りです。
ただし、冷房が効いているようなレストランでは、下記の1.5倍~2倍くらいの価格設定になっているところが多いです。
値段はいくら?
- 魯蛋: 10元
- 豆干: 10元
- 豆包: 10元
- 豆皮: 10元
- 麺腸: 10元
- 海帯: 10元
- 猪耳: 30元
- 猪頭皮: 35元
- 猪舌: 40元
台湾の小吃店の小菜の値段の具体例
- 品名: 豆干、麺腸、海帯
- 時期: 2018年6月
- 場所: 台中の小吃店
- 値段: 30元/3品
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