台湾のパイナップルケーキと言えば、台湾土産として知らない人はいないくらい有名になりましたね。
2種類のパイナップルケーキを紹介します
そこで、今回は台湾の食品スーパーで販売されている、下記の二種類のパイナップルケーキを紹介します。
二種類のパイナップルケーキの表記
- 鳳梨酥
- 土鳳梨酥
ちなみに、「鳳梨」は文字の雰囲気から分かると思いますが、日本語ではパイナップルの意味です。
そして、「酥」は中国語では「酥油」はバターを意味しますが、バターを使って作った、サクサクとした食感を示す意味でも使われます。
そのため、鳳梨酥の意味はパイナップルのサクサクした食感のお菓子というような意味合いになりますね。
また、「土」の意味は、その「土地の」「現地の」というような意味合いがあります。
鳳梨酥と土鳳梨酥の違い
鳳梨酥と土鳳梨酥の違いは、ご存知の方もいると思いますが、以下の通りになります。
- 鳳梨酥 :材料(餡)にパイナップルと冬瓜が使われているパイナップルケーキ
- 土鳳梨酥:材料(餡)はパイナップルのみで作られているパイナップルケーキ
つまり、敢えて言えば、土鳳梨酥は純粋なパイナップルを使用した商品で、鳳梨酥はパイナップルに冬瓜を混ぜて製造した偽物商品のような感じです。
ただし、台湾では偽物という認識はなく、ほとんどの台湾人は鳳梨酥には冬瓜が使われていることを知っています。
と言うのも、何十年も前から、パイナップルケーキは冬瓜を混ぜて作られてきたからなのです。
食品スーパーで売っているパイナップルケーキを紹介
土鳳梨酥
台鳳牌(TYPHONE)というブランドのパイナップルケーキになります。
食べてみた感想は、外側のクッキー部分のサクサクな食感と中の餡のパイナップル繊維のザクザクな食感がマッチして美味しかったです。
鳳梨酥
皇族(ロイヤルファミリー)というブランドのパイナップルケーキです。
冬瓜入りのパイナップルケーキを食べた感想は、外側のクッキー部分は比較的サクサクしていますが、上記のものと比べるとサクサク感は少し劣る感じでした。
肝心の冬瓜入り餡は、パイナップルの果実の食感がなく、漉し餡のような舌触りでした。
食品スーパーで売っているパイナップルケーキの値段はいくら?
台湾の食品スーパーで販売している4種類のパイナップルケーキの値段を比較してみました。
今回は上記の2つのブランドのパイナップルケーキに加えて、「新東陽」と「台鳳牌」の鳳梨酥の2種類の商品の合計4種類のパイナップルケーキを比較してみます。
- 土鳳梨酥(台鳳牌): 57元
- 鳳梨酥 (台鳳牌): 38元
- 鳳梨酥 (皇族) : 41元
- 鳳梨酥 (新東陽): 45元
上記では入り個数が異なり、比較しにくいため、一個当たりの値段を計算してみました。
- 土鳳梨酥(台鳳牌): 11元
- 鳳梨酥 (台鳳牌): 5元
- 鳳梨酥 (皇族) : 5元
- 鳳梨酥 (新東陽): 6元
コメント