台湾の物価についての調査の一つとして、「羹」料理について現地で調べてみました。
羹は日本語では「あつもの」という読み方で使われていますね。
その名の通り、台湾でも熱いスープという意味があります。
もう少し具体的に説明すると、とろみスープやあんかけスープというイメージです。
ココに注目
- 台湾の羹は、どんな食べ物なのかな?
- 台湾の羹は、どんな味がするのかな?
- 台湾の羹は、どこで食べられるのかな?
- 台湾の羹の値段は、いくらくらいなのかな?
台湾に興味がある方や中華料理に興味がある方は、上記のような疑問を持っている方もいることでしょう。
そこで、今回は台湾の羹料理を毎週数回は食べている私が台湾現地のアツアツの羹について詳しく紹介します。
台湾の羹の紹介
台湾の羹とは?
台湾では羹は中国語ピンイン発音では【gēng】となり、カタカナ発音では「ゴン」に似た発音になります。
先に述べた通り、羹はとろみスープやあんかけスープですので、トロトロッとしたスープになります。
一般的に、羹の具材には野菜と肉か魚介類が使われることが多いです。
野菜は千切りかみじん切りに細かくカットして、とろみスープに煮込んであるのが特徴的です。
野菜のとろみスープに豚肉か魚やイカなどの魚介類を加えたもの、あるいは、それらの具材をミックスされたものになります。
台湾の羹の料理の種類は?
台湾では羹はスープとして食される以外にも、下記のような食べ方もあります。
- 肉羹飯 : 羹+ご飯
- 肉羹麺 : 羹+麺
- 肉羹米粉: 羹+米粉(ビーフン)
- 肉羹冬粉: 羹+冬粉(デンプン麺)
- 肉羹粿條: 羹+粿條(米麺)
上記のように、台湾では、とろみスープだけではなく、ご飯や麺類と合わせて、あんかけ料理として食されることのほうが多いです。
台湾の羹の味は?
台湾の羹の味は、どんな感じなのかな?
羹はお店によっても具材が異なりますが、一例として私がよく利用する店の例を挙げてみましょう。
- 肉
- 筍
- 玉ねぎ
- 生姜
羹は具材がよく煮込まれており、玉ねぎはトロトロになるまで加熱されています。
一方、筍はよく煮込まれていますが、程よく食感が残っています。
また、肉の旨みもスープに転化されており、生姜の風味が上手に全ての具材をまとめています。
画像の羹丼は鴨肉=アヒルの肉の羹ご飯になります。
台湾で羹が食べられる場所
台湾で羹が食べられる場所は、どこなのかな?
私がいつも食べている店は小吃店(軽食堂)になります。
一般的な小吃店で羹を提供している店は少なく、一般的には羹専門の小吃店で食べられます。
お店により、アヒル肉専門の羹小吃店であったり、魚介類専門の羹小吃店、あるいは肉や魚全般の羹小吃店もあります。
台湾の羹の値段はいくら?
台湾では羹の値段は、いくらくらいなのかな?
実際に、私がよく利用しているアヒル肉の羹の小吃店での一例を挙げて、台湾での羹の値段を紹介します。
台湾の鴨肉羹飯の値段
- 品名: 鴨肉羹飯
- 時期: 2018年7月
- 場所: 台中の小吃店
- 値段: 60元/杯
※上記に別途10元の追加で大盛りサイズに変更できます。
台湾の鴨肉羹米粉の値段
- 品名: 鴨肉羹米粉
- 時期: 2018年8月
- 場所: 台中の小吃店
- 値段: 60元/杯
※上記に別途10元の追加で大盛りサイズに変更できます。
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