台湾の物価についての調査の一つとして、現地で豆腐乳(腐乳)を調べてみました。
豆腐乳と聞いても、日本ではあまり知られていないため、何のことか分からない方もいるかもしれませんね。
ココに注目
- 豆腐乳って何?
- 豆腐乳の原材料は何?
- 台湾の豆腐乳の種類は?
- 豆腐乳の味はどんな感じ?
- 台湾の豆腐乳の使い方は?
- 台湾での豆腐乳の値段はいくら?
上記のような疑問を持っている方もいるかもしれませんね。
そこで、台湾で何度も豆腐乳を食べてきた私が現地事情を踏まえて、画像を交えながら詳しく紹介します。
豆腐乳って何?
豆腐乳とは、どんな食べ物なのか?
「豆腐+乳」と言うと、豆乳の一種かなと思う方もいるかもしれませんが全く違います!
豆腐乳とは豆腐を発酵させて作った中華式の調味料です。
台湾では、一般的に炒め物などの調味料として使われたりします。
また、朝食などの際、お粥を食べる時のつまみとして食べることも多いです。
豆腐乳の原材料は何?
豆腐乳はどんな原材料から作られているのか?
豆腐乳の原材料は、後述する種類によっても異なります。
以下では、一般的な豆腐乳の原材料について紹介します。
- 豆腐
- 麹
- 塩
上記の他に、砂糖を加えて作られることも多いです。
材料だけ見ると、何かにそっくりだということに気が付きますね。
味噌!
日本の調味料としてはなくてはならない味噌と原材料がほとんど同じです。
日本の味噌と異なることは、原材料が豆腐か大豆かの違いですが、豆腐は大豆から加工されたものですので、実質的には同じ原材料からできています。
また、台湾では種類によっては、唐辛子を加えてスパイシーな味のモノがあったり、パイナップルなどを加えて、味にコクと甘みを出しているものもあります。
以下では、台湾で作られている豆腐乳の種類を詳しく紹介します。
台湾の豆腐乳の種類は?
台湾で製造されている豆腐乳で、よく使われている豆腐乳は白色と赤色のものがあります。
台湾でよく使われている豆腐乳の一例を挙げると、下記のようなものになります。
- 甜酒豆腐乳
- 紅麴豆腐乳
- 辣豆腐乳
- 麻油辣腐乳
- 梅子豆腐乳
最も伝統的で頻繁に使われているのは、白色の甜酒豆腐乳で、赤麹を使用した紅麴豆腐乳も比較的よく使われています。
また、同じ赤色でも、辣豆腐乳は赤唐辛子をふんだんに使用しているため、かなりスパイシーです。
あるいは、油を加えて作られた「ザ・中華」を感じさせる麻油辣腐乳などもあります。
その他には、梅と合わせて作られた梅子豆腐乳やパイナップルやバナナなどを加えて作られた独自の豆腐乳などもあります。
豆腐乳の味はどんな感じ?
豆腐乳は、どんな味がするのか?
豆腐乳の味は端的に言ってしまうと、伝統的な豆腐乳の味は味噌の味そのものです。
ただし、豆腐から作られているだけあって、お粥で直接食べると、味噌よりも、きめが細かい食感がします。
味は商品によって異なりますが、調味料として使われる豆腐乳は塩味が強く、お粥のおかずとして使われる豆腐乳は梅などで風味や味付けされていることも多いです。
辣豆腐乳などは、文字通り、唐辛子パウダーが原材料で使われているため、調味料として使い勝手がよいでしょう。
台湾の豆腐乳の使い方は?
台湾の豆腐乳の使い方は、上記でも触れましたが、調味料として使う場合とお粥のおかずとして使う場合があります。
調味料として使う場合は、野菜炒めや焼肉炒めなどを作る時に豆腐乳を使うと、コクがあり美味しく料理ができます。
実際に食べてみると、豆腐乳の種類によって風味は違いますが、味噌味の炒め物のような味に仕上がります。
また、台湾では冬になると「羊肉爐」というヤギ肉を使った鍋料理が頻繁に食べられます。
羊肉爐を作る時の調味料として、豆腐乳をよく使う習慣があります。
台湾の伝統的な朝食として、お粥を食べる家庭も多いですが、お粥のおかず兼味付け代わりに豆腐乳を食べることもよくあります。
選び方のポイント
- おかずとして食べる場合 → 甜酒豆腐乳、紅麴豆腐乳、梅子豆腐乳など
- 調味料として使う場合 → どれでもOK
台湾での豆腐乳の値段はいくら?
台湾での豆腐乳の値段はいくらなのか?
実際に私がよく使っているショッピングセンターなどの店頭の現地価格を画像とともに紹介します。
甜酒豆腐乳
現地価格はいくら?
- 品名:甜酒豆腐乳 (380g)
- 場所:大型ショッピングセンター
- 時期:2018年12月
- 価格:59元(69元)/瓶、79元/瓶
辣豆腐乳
現地価格はいくら?
- 品名:辣豆瓣豆腐乳(380g)
- 場所:大型ショッピングセンター
- 時期:2018年12月
- 価格:69元(79元)/瓶、79元(89元)/瓶
上記のように、台湾のスーパーやショッピングセンターでは、お買い得品の割引セールなどがされています。
豆腐乳は瓶詰め商品のため、お土産として日本へ持ち帰る場合は重量が重くなってしまいますが、購入する場合はスーパーなどでは少しだけ安く買えるかもしれませんね。
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