台湾の便利なICカードの一つである悠遊カードを現地で調べてみました。
悠遊カードは台湾では中国語で悠遊卡と表記され、中国語のピンイン発音では【Yōuyóukǎ】となり、カタカナ発音では「ヨウヨウカー」に似た発音になります。
- 中国語の表記: 悠遊卡
- ピンイン発音: Yōuyóukǎ
- カタカナ発音: ヨウヨウカー
ココに注目
- 台湾で悠遊カードは、どこで入手することが出来るのかな?
- 台湾で悠遊カードは、いくらで購入できるのかな?
- 悠遊カードが使用できる店は、どこかな?
- 悠遊カードが利用できるサービスは何かな?
台湾旅行を予定している方や台湾滞在を予定している方は上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は台湾で最も使用されているICカードの悠遊カードを採り上げて、現地で事情を交えながら、悠遊カードを詳しく紹介します。
悠遊カードとは何?
悠遊カードとは何って思われる方もいることでしょう。
日本で言えば、Suicaに相当するもので、バス、電車、買い物などで利用できる台湾で普及しているICカードです。
事前にチャージした金額まで利用できるプリペイドカードといったものになります。
悠遊カードの種類
- 普通カード: 年齢などによる使用制限なし
- 学生カード: 学生のみ使用可
- 優待カード: 12歳以下の子供、65歳以上の高齢者
悠遊カードの買い方
台湾旅行で桃園国際空港に到着した場合は空港で悠遊カードを入手しておくとよいでしょう。
また、空港で入手しなくても、コンビニでいつでも購入することが出来ます。
以下では、悠遊カードを空港で購入する場合とコンビニで購入する場合を紹介します。
悠遊カードを桃園国際空港で購入
空港到着後に空港内の「電子票證聯合服務」という受付カウンターを探してみて下さい。
第一ターミナルと第二ターミナルのどちらにも総合案内のカウンターはありますので、ご安心ください。
また、高雄国際空港の場合も、「高雄国際空港悠遊卡カスタマーセンター」にて購入できます。
悠遊カードをコンビニで購入
コンビニでは購入する場合は、7-11(セブンイレブン)と全家(ファミリーマート)では、どの店舗でも購入できます。
また、ハイライフやOK便利店では販売している店舗と販売していない店舗があります。
悠遊カードが入手できる他の場所としては、MRTインフォメーションセンターや自動販売機などでも購入可能。
悠遊カードのチャージのやり方
悠遊カードは事前に現金をチャージしておかなければ利用できません。
そのため、チャージ金額が少なくなってきたら、早めにチャージをしておきましょう。
悠遊カードにお金をチャージする方法は、下記の通り主に2つのやり方があります。
- 自動チャージ機(桃園空港MRTや台北MRT各駅)
- コンビニのカウンターでチャージする方法
コンビニでチャージする場合は、悠遊カードと一緒にチャージしたい金額のお金を渡せばOKです。(「加銭」(ジャーチェン)などと言っても言わなくてもOK)
悠遊カードの払い戻しのやり方
悠遊カードにチャージした金額が残っている場合は、空港内の電子票證聯合服務あるいは台北MRT駅の各駅の窓口で払い戻しが出来ます。
悠遊カードはICカードの導入後には、デポジット制度がなくなり、つまり、実質的な買い切り形式に変更されました。
そのため、悠遊カードを入手した時に支払ったお金は返金されませんので、再度、台湾旅行をする予定の方は、持っておいたほうがよいでしょう。
ちなみに、悠遊カードには有効期限はありませんので、次回の台湾旅行の際にチャージをすれば、使うことが出来ます。
悠遊カードが使える場所とサービス
悠遊カードが使える場所を下記に挙げていきますので、参考にしてみて下さい。
- 各都市の市内バス(各都市により割引制度あり)
- MRT(台北と桃園で使用可、割引あり)
- 台湾鉄路(台鉄)の電車の乗車(割引あり)
- 高速バスの自動販売機でのチケット購入
- Ubikeなどの公共レンタバイク(登録が必要)
- コンビニ各店での買い物
- 全聯福利中心での買い物
- 頂好超市での買い物
- スターバックスでの飲食
- ヤマザキパンでの買い物
- ワトソンズでの買い物
- コスメドでの買い物
悠遊カードの値段はいくら?
悠遊カードがIC化されて以降、デポジット制度は廃止されました。
そのため、実質的に買い切り形式に変更になりました。
値段はいくら?
- 普通: 100元 / 枚
- 学生: 100元 / 枚
- 優待: 100元 / 枚
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