台湾のスーパーなどで購入できる和菓子についての物価調査の一環として、今回はどら焼きを紹介します。
台湾のどこでも購入できる和菓子と言われて、真っ先に思いつくのが「銅鑼焼き」です。
台湾では、和菓子と言うよりも、一般的なお菓子あるいはデザートとして認識されているのではないかというくらい好まれています。
一般的に台湾人は甘いものが大好きなお国柄という事情も手伝って、銅鑼焼きも人気のある和菓子となっているのが実状です。
銅鑼焼きは和菓子なのか?洋菓子なのか?
そもそも、銅鑼焼きは和菓子なのか、洋菓子なのか?
このような疑問を持っている方もいることでしょう。
実際、私も和菓子だという確証はなく、どちらかというと和菓子寄りのポジションなのではないかな…くらいの認識でした。
と言うのも、銅鑼焼きのフワフワの生地はホットケーキそのものですよね。ホットケーキは洋菓子ですので…。
そこで、銅鑼焼きが和菓子だという証拠を調べてみました。
- 通説として、形が打楽器の銅鑼(どら)に似ることからついたという説が有力
- 異説として、武蔵坊弁慶(←12世紀の人)が民家で振舞われたのが起源
- 江戸時代のどら焼きは、皮を一枚だけ用い…
(引用元:wikipediaを加筆修正)
上記のように銅鑼焼きについての由来やネーミングに関する通説や異説がありますが、そこはどのような事情なのかは興味はなく…
日本で銅鑼焼きがいつから食べられ始めたのか?が重要だと思ったため調べたというわけです。
結論は、銅鑼焼きの始まりの時期は明確には分かりませんでしたが、12世紀には銅鑼焼きがあったかもしれないということが分かります。
そして、少なくても江戸時代には今の銅鑼焼きの元となる食べ物が存在していたことも分かります。
やはり、銅鑼焼きは洋菓子ではなく、日本の伝統的なお菓子の一つとして、昔から愛されてきた和菓子デザートということが分かりました。
台湾の銅鑼焼きの特徴
銅鑼焼きの原材料と言えば、下記の3つが主な特徴になります。
- カステラ生地
- 小豆餡
- ハチミツ
台湾の銅鑼焼きの味の特徴
それでは、台湾の銅鑼焼きはどうなのか?
という疑問があるかもしれませんが、基本的に台湾の銅鑼焼きも日本のものと大差なしです。
普段、あまり日本の銅鑼焼きの味と台湾の銅鑼焼きの味を比べてみるという目的で食べたことがなかったのですが…
実際に、両国の銅鑼焼きを比較してみるという目線で(舌線で)食してみると、台湾の銅鑼焼きは、小豆の餡の甘さを強く感じました。
それと、比較的廉価な商品のため、つぶ餡の量が少なく、その少ない餡の分を甘さでカバーしているようです。
もちろん、台湾の銅鑼焼きを食べ尽くしたわけではなく、一般的に食品スーパーで手に入れられる一部の銅鑼焼きを食べてみただけの感想です。
台湾の銅鑼焼きのカロリー
一般的に銅鑼焼きのカロリーは、どれくらいなのか?
有名な「井村屋」のつぶどらの一個当たりのカロリーは、下記の通りです。
- 井村屋 つぶどらのカロリー: 252kcal kcal/個
(引用元:井村屋)
それでは、台湾の食品スーパーで実際に私が買った銅鑼焼きのカロリーはどれくらいだったのか?
- 台湾のどら焼きのカロリー: 185kcal/個(55g)
台湾の銅鑼焼きを画像で紹介
画像が全聯福利中心の「銅鑼焼」です。中国語でも同じ表記になります。
一つ食べてみると、餡がほんの少しだけしかないのがよく分かりますね。
台湾の銅鑼焼きの値段はいくら?
台湾のスーパーで買うことが出来る「銅鑼焼き」の値段は、いくらだったのか?
- 台湾の銅鑼焼きの値段: 59元/パック(8個入り)
- 台湾の銅鑼焼き1個の値段: 約7元/個
- 台湾の銅鑼焼き1個の値段(日本円): 27円/個
※ただし、上記の価格は1パック59元~69元で変動することが多い
以上、台湾の物価調査の一環として、台湾の銅鑼焼きの値段を調べてみた結果でした。
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