台湾の物価についての調査の一つとして、チョコレートの値段を現地で調べてみました。
台湾で製造された現地でしか買えないチョコレートの現地価格は安いのか?
一般的に、台湾人は甘いものが大好きな国民です。例えば、烏龍茶や緑茶に砂糖を入れて飲むことからも、甘党だということが連想できます。
ここに注目
- 台湾にしかないチョコレートは、どんな種類があるの?
- 台湾のスーパーで買える台湾で作られたチョコレートは、どんな感じ?
- 台湾のチョコレートは美味しいの?日本人の口に合うの?
- 台湾のチョコレートの値段は、いくらくらいなの?安いの?
台湾に興味ある方の中には、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、チョコレートが大好きで台湾のチョコレート食べ尽くしてきた(?)私が台湾の一般的なスーパーで買えるベーシックなチョコレートに絞って、現地のチョコレートの事情を紹介します。
台湾のチョコレートの原産国
台湾人はチョコレート好きなのでしょうか…、食品スーパーや大型ストアーに行くと、お菓子売り場には必ずチョコレート専用の売り場があります。
そして、売り場に並べられているチョコレートを眺めていると、いろいろな国からチョコレートが輸入されていることに気が付きます。
基本的に、台湾では法律で原産国の表示が必要とされているようで、どのチョコレートにも原産国(原産地)の記載があります。
そして、原産国別に大きく分けてみると、下記のように原産国が区分されます。
- 台湾
- 日本
- 欧州
- 東南アジア諸国
チョコレートの店頭価格は詳しくは後述しますが、大まかに言ってしまうと、価格の高い順番に、下記のようになります。
欧州 > 日本 > 台湾 > 東南アジア諸国
当然と言えば当然ですが、基本的に台湾では輸入品は値段が高いものばかりです。
そんな中、日本のチョコレートの店頭価格は、日本の約2倍~3倍くらいです。
チョコレートに限ったことではないですが、日本から直接輸入されたし商品は概ね2倍~3倍の店頭価格で販売されていることが多いです。
台湾のチョコレートの種類
まず、スーパーなどの一般的な台湾人が買い物をする場所でも、日本から輸入されたブランドのチョコレートが多いことに驚かされます。
台湾でのチョコレートの日本メーカー
例えば、下記のような日本の食品会社のブランドのチョコレートが棚に並んでいます。
- 森永製菓
- 江崎グリコ
- 明治製菓
- ロッテ
- ヤマザキナビスコ
- 不二家
台湾での台湾メーカーのチョコレート
台湾でもチョコレートを製造している食品会社はありますが、日本のメーカーほどお菓子のブランド力が高くないのが実状です。
そのため、日本では板チョコと言えば、明治チョコレートというような強いブランドイメージがありますが、台湾メーカーにはそのようなブランド力のあるメーカーがほとんどありません。
そこで、食品メーカーのブランドを基準に台湾のチョコレートを見るのではなく、チョコレートの品名で見るようになりました。
どの店舗でも、ほぼ必ずお菓子コーナーに並べられているチョコレートは、下記の2種類のチョコレートです。
- TAPPL(大波露)
- KAISER
台湾のチョコレートの特徴と味
台湾のチョコレートの特徴と味は、どんなかんじなのかな?
まずは、日本のチョコレートの特徴を考えてみると、海外に住み始めてから気が付いたことですが、日本のお菓子全般に共通して言えることがあります。
それは、日本のお菓子の品質が高いのは言うまでもないことですが、お菓子の味からパーッケージまで全てにおいて、精錬されているということ。
例えば、チョコレートの味を一つ採り上げてみても、ただ単純に砂糖がたくさん含まれて甘いだけではなく、香りや口に入れた時の風味や舌触りの滑らかさ、口の中入れた瞬間から溶けていく品質の高さ。
また、常温でも、チョコレートが解けてしまわないような加工がされていたり、虫やアリが寄り付かないようにパッケージに工夫がされていたり(?)と、あらゆる面で精錬されています。
逆に言うと、東南アジア諸国のチョコレートはパーケージにキチンと密封されたいなかったり、食べてみたら、ただ甘いだけでチョコレート香料をたくさん使った、別のお菓子のようなこともしばしば。
それでは、台湾のチョコレートはどうなのでしょうか?
ここからは私の味覚基準による話になりますが、一言で言えば、「それ程悪くはない…でも、もう一つ足りないな。」というのが正直な感想です。
もしかしたら、味覚音痴の私ですので、目を瞑って、日本の板チョコと台湾の板チョコを食べ比べてみたら、どちらも同じように美味しく感じるのかもしれません。
ただし、先入観を抱いて、台湾のチョコレートだと認識して食べると、甘さが強すぎることと、チョコレートの舌触りが大味だなと感じてしまいます。
たぶん、日本人であっても、甘い味が大好きな方であれば、台湾のチョコレートも口に合うのではないかなと思います。
台湾のチョコレートの値段はいくら?
それでは、本題に入りますが、台湾のチョコレートの値段は、いくらくらいだともいますか?
今までに台湾で買ったことがある台湾現地メーカーのチョコレートと日本でもおなじみのチョコレートの実例を、以下では画像とともに紹介します。
TAPPL(大波露)チョコレートの値段
値段はいくら?
- 品名: TAPPL(大波露)…板チョコ3枚
- 時期: 2018年7月
- 場所: 食品スーパー
- 値段: 29元/3個(単品:12元/個)
KAISERチョコレートの値段
値段はいくら?
- 品名: KAISER
- 時期: 2018年7月
- 場所: 食品スーパー
- 値段: 39元/袋(170g)
SNIKERSの値段
値段はいくら?
- 品名: SNIKERS(5個/200g)
- 時期: 2018年7月
- 場所: 食品スーパー
- 値段: 89元/袋
SNIKERSの値段
- 品名: SNIKERS(22個/400g)
- 時期: 2018年7月
- 場所: 食品スーパー
- 値段: 139元/袋
Meijiチョコレートの値段
値段はいくら?
- 品名: Meiji板チョコ
- 時期: 2018年7月
- 場所: 食品スーパー
- 値段: 39元/個
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